ども。後藤健二さんについて色々な意見が出ておりますね。
全くイスラム国のこととかもわからない僕です。
自己責任論は聞き飽きますよね。
後藤健二さん人質事件 BBCが「自己責任論」や「日本人らしさ」報じる
こちらの記事でも読みましたが、デヴィ婦人のブログで以下のようなことを書かれていて批判があるようです。
「不謹慎ではありますが、後藤さんに話すことが出来たらいっそ自決してほしいと言いたい」
と。デヴィ夫人のブログで真相はわかりませんが僕が今回の件で疑問に感じたのは、
安倍首相が 17日、 (日本は 財政困難であり、
救済すべき事項が 山積にもかかわらず)
難民救済に 2億ドル(236億円)の
供与を 表明したことが 火種となり 「イスラム国」が
二人の日本人人質の身代金を 要求してきたのです。
の部分です。どうしたんですかね。今このタイミングで。自分の国の問題をまずは解決してほしいです。
また、デヴィ夫人の「自決してほしい」と書かれていたことに関しては、僕なら自決は怖くてできませんから殺されていたと思います。できることなら助けて欲しかったと思います。
後藤健二の遺言
「拉致」や「自己責任論」なんかの話が色々出てきてますが、後藤健二さんの名前が出てから僕はすぐに後藤さんをTwitterでフォローしました。
その時は数百人でした。今は、2万9000人以上になっています。
【告知:information】 イスラム国 vs シリア・クルド人+米国有志連合。世界のメディアが国境の田舎町の動静を注視。戦いで生まれる新たなシリア難民18万人はどうする? http://t.co/29kLT71eIP
— 後藤健二 (@kenjigotoip) 2014, 10月 23
後藤健二さんのつぶやきも多くリツイートされています。
後藤さんは、拉致されに行ったわけではないんですよね。なんで行ったのか?を考えるべきなんですよね。
僕ならどんな理由で行くだろう?と考えたら、やっぱり伝えたいことがあると誰よりも感じ使命感に駆り立てられないと行かないと思うんですよ。この世界に起こっていることを伝えたいと感じたんだと思います。
後藤さんのお母さんも相当クセのある方ですが、後藤健二さんの思いとは相違ない言葉を述べているのではないでしょうか。クセはありますよクセは。
「戦争のない社会をつくりたい」「戦争と貧困から子どもたちのいのちを救いたい」との健二の遺志を私たちが引き継いでいくことを切に願っています。
Yahooニュース見てこちらの記事も考えさせられました。以下が、テレビ番組「あさイチ」冒頭分全文です。
「冒頭なんですけど、すみません。昨日から今日にかけて大きいニュースになってきた後藤健二さんなんですけど、
ちょっと、あえて、冒頭で、一言だけ・・・。僕も後藤さんとはおつきあいがあったものですから、一番、いま、強く思っていることは、ニュースではテロ対策とか過激派対策とか、あるいは日本人をどうやって守ればいいか、が声高に議論され始めているんだけど、ここで一番、僕らが考えなきゃいけないことというのは、後藤健二さんが一体、何を伝えようとしていたのか、ということ。
戦争になったり、紛争が起きると弱い立場の人がそれに巻き込まれて、つらい思いをするということを、彼は一生懸命に伝えようとしていたんじゃないか。
それを考えることが、ある意味で言うと、こういった事件を今後、繰り返さないための糸口が見えるかもしれない・・・。
われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。
それが後藤さんが一番、望んでいることじゃないか。そう思ったものですから、冒頭なんですけど、ちょっとお話をさせてもらいました。」
後藤さん殺害事件で「あさイチ」柳澤キャスターの珠玉の1分間コメント(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
詳しくはリンク先を読んでいただければと思いますが、このYahooニュースでもあった
「われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。」
の言葉が後藤健二さんの遺言のようにも聞こえてこないでしょうか。
この事件に至るまでにどのようなことが世界で起きているのか、恥ずかしいけど僕は全然知らない。
自己責任論もいいけれどこのようなことが起きたのは、われわれが世界のことを知らなさすぎることも問題じゃないかな。