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就職活動しながら無料でスキルアップ!求職者支援訓練とは

こんにちは!ええやん姫路フロントエンドエンジニアの長尾です。

実は僕って他にも色々な肩書きをもってまして、講師業もやってたりするんです。

メインの事業が姫路のホームページ制作屋なので、ホームページ制作のことについてお話しさせていただくことがほとんどなんですが、ちょっと変わった講座を担当させていただいていた時期がありました。

長尾
厚生労働省の委託事業で求職者支援訓練というんですが、実はこれ就職活動中に給付金を受け取りながらスキルアップができる制度なんです。

求職者支援訓練とは

求職者支援訓練は、厚生労働省求職者支援制度による職業訓練で、雇用保険を受給できない人(※)が対象になっています。 (※: 雇用保険の適用がない、雇用保険の加入期間が足りない、雇用保険の受給が終了した、自営廃業者など)

最寄りのハローワークで説明してくれて申し込み手続きもできるんですが、けっこう知らない人も多いみたいなんですよね。

長尾
給付金を受け取るためにはいくつか条件があるんですが、給付対象者であれば月額10万円の職業訓練受講手当と通所手当が支給されます。(記事執筆時点)

どういう人が給付対象になるのか

給付対象の条件はいくつかあるんですが、たとえばこういう人が対象になります。

例として分かりやすく出してみたんですが、正確にどういう条件があるかは厚生労働省の職業訓練受講給付金のページや最寄りのハローワークで確認してくださいね。

長尾
なかなかややこしいのでハローワークに行って自分が給付対象者なのか聞いてみるのが手っ取り早いです。

Aさんの場合

  • 実家から離れて賃貸住宅に1人暮らし
  • 月収が8万円以下

Bさんの場合

  • 夫婦で賃貸住宅に住んでいて自分の月収が8万円以下
  • 夫婦あわせて月収25万円以下

対象にならない人の例

上のような場合の人でも、逆に次の条件にあてはまる人は給付対象外になってしまいます。

  • 雇用保険を受給している
  • 本人または家族の誰かが300万円を超える金融資産を保有している
  • 自分の持ち家に住んでいる
  • 自分以外の家族が同時にこの給付金を受給している
  • 過去6年以内に同じ給付金を受給したことがある
長尾
他にも不正受給したことがある人なんかは対象外なんですが、まぁそのへんは当たり前ということで省きました。

どんな訓練を受けられるの?

求職者支援訓練では様々なカリキュラムが用意されています。

  • 簿記・会計
  • パソコン事務
  • ネットショップ販売
  • デザイン
  • 建築CAD
  • 建設機械運転
  • 溶接
  • 不動産実務
  • 介護福祉
  • 医療事務
  • 美容・エステ・ネイルアート
  • 接客販売
  • 日本語教師 など
長尾
受講者を募集中の訓練コースについては、兵庫労働局の求職者支援訓練コース一覧のページで確認できますよ。 兵庫県以外の方は全国版もあります。 左側メニューの「詳細検索」でお住まいの地域を選んで検索するとざっと一通り見ることができます。

求職者支援訓練を受講する際の注意点

実はこの求職者支援訓練、訓練修了者のうち実に80%以上の人が訓練後に就職が決まっているんですが、実際に訓練内容を活かして就職できたのかは統計で出ていません。

修了したはいいけれど、受講した訓練内容と同じ業種で求人募集している企業が通勤できる距離になかったりで別分野で就職が決まったという話もよく聞きます。

僕の担当講座の修了生の方も、業務でパソコン操作を伴うので訓練内容を実務に活かして働いてくれてるみたいですが、大多数がホームページ制作を専門とした仕事をしているわけではないようです。

数名ですが、ぜんぜんパソコンを触らないお仕事をされている方もおられます。

長尾
先ほど列挙した訓練内容の中には、一見して華やかに見える業種の内容もあり、けっこう人気の訓練コースになっているようなんですが、通勤できる距離でそういった会社が求人を出しているのかなど、いくつか受講前に検討しておいたほうが良い点もありますよ。

求職者支援訓練を受講するメリット

先ほどの注意点で少し不安になってしまったかもしれませんね。でも受講することで得られる恩恵だっていっぱいあります。

中でもやはり一番のメリットは受講料無料で勉強できることです。 僕が担当していた訓練の内容を専門学校に行って受講していたら、修了までに受講料だけで20万円くらいはかかります。 訓練コース全体では他の講師の方が担当されているカリキュラムもあるので、ぜんぶ合わせると35〜40万円くらいになると思います。

また、専門的な知識を学んで資格検定を受験することで就職活動の際に有利なスキルを増やすことができます。

中には、以下のような求人の応募条件となるような資格検定を受験可能になる訓練コースもあります。

長尾
そういえば高齢の受講者の方が「この年齢でいきなり無職になって不安やったけど、ひとまずお金もらえるし、友達もできて毎日通うのが楽しい」とおっしゃっていましたが、それも恩恵といえば恩恵ですね。

まとめ

  • 求職者支援訓練は無料で勉強ができる
  • 対象者には月額10万円の職業訓練受講手当と通所手当が支給される
  • 様々なカリキュラムが用意されており、求人応募条件となるような資格検定も受験できる
  • 通勤可能な範囲に訓練コースと関連した求人があるかなど気をつける点もいくつかある
  • 訓練コースは兵庫労働局の求職者支援訓練コース一覧全国版で確認できる
  • 詳しくはハローワークへ!

今回ご紹介した求職者支援訓練の他にも、生活に役立つ・暮らしを助ける制度やサービスを行政が用意してくれています。

たくさんあって全部を活用しきるのは難しいとは思いますが、知っているのと知らないのとでは大違いですよね。

こういうとき、知らない人は「行政の通知が徹底していない!」って声をあげるんですが、さすがに行政も予算が無限ではないですし、全く対象外の人に何度もお知らせするのは非効率ですし、受け取る側も何度もお知らせされたらぶっちゃけ迷惑ですよね。

長尾
医療・福祉・介護・出産育児・雇用労働など、暮らしの中で疑問があったり困ったことがあったら、市役所など行政機関へ行って相談してみるといいですよ。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyushokusha_shien/