家入一真さんのネット都知事選って選挙じゃなくてもできる

どうもなべちゃんです。

家入一真@hbkr )さんのネット都知事選のことをまだ覚えている方はいますか?

僕は、この都知事選で選挙を身近に感じることができました。

そして、当時の若者はこのネット都知事選のことを自分ごとのように考えたりしたと思います。この自分ごと化させるってところが家入さんのすごいところのような気がします。

 

 

で、このネット都知事選って僕がまだ東京にいるころの話(2014年なので今から4年前か)なんですよね。

 

簡単に説明すると、選挙カーも使わずTwitterハッシュタグを使い倒し、ツイキャスで演説しました。

そして資金調達もクラウドファンディングを使っていました。

ハッシュタグは5つのカテゴリに分けられており

このハッシュタグの投稿を元に情報を吸い上げ課題解決方法をみつけ提案するような流れを作っちゃったんですよ。

 

これって、都知事選にでないでも選挙じゃなくてもできる。

なにより僕みたいな一般人でもできちゃうんですよね。

 

ってことでそのあたりを本当に実践していきたいと考えています。

 

がここからもう少し説明していきます。

 

 

まず、家入一真@hbkr )さんについて

福岡県立玄界高等学校を高校1年時にいじめを原因に中退し3年間ひきこもりとなり、大学入学資格検定に合格し地元の美術大学にも合格するものの通わなかった[1]。芸大美大受験の予備校である美術研究所画塾卒業。

デザイン会社に入社。在職中にウェブサイトデザインに興味を持ち、ウェブデザインの技術的知識を身に付けようとコンピュータのシステム会社に転職し技術を習得する。その後、株式会社paperboy&co.を創業、29歳の時にジャスダック市場へ最年少で上場した。

ウィキペディア

 僕は、家入さんの著書「こんな僕でも社長になれた」が大好きでした。

 

こんな僕でも社長になれた
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すごくワクワクさせてもらいました。w
今世間的に知られてるサービスだとBASEとか、クラウドファンディングのCAMP FIREとかの人くらいの情報で大丈夫かも知れません。
 
そしてこの記事を書くにあたって調べてたらガッツリ家入さんの近くで協力されていた方がブログ書いてました。

yohoho.jp

 

1.供託金と選挙資金をクラウドファンディングで集めた

クラウドファンディング(全国規模のカンパ)で集めた額、実に744万円
フツーの候補者さんだと、ここでまず挫折したり、大半のエネルギーを使ってしまうのだけど、家入さんにとって、そこは大きな問題じゃなかった。

 供託金と選挙資金をクラウドファンディングで集められるんだ!?ってみんな思った!・・・というか、そもそもクラウドファンディングってなんやねん!?みたいな人が多いにも関わらずここまでやちゃったよ!この人すげー!やべーーーーー!

 

って感じでした。ここにエネルギーをあまり使わずに元気玉つくっちゃったんですよねw

 

僕が、頑張らなくていいよねって言ってるのってこういうことで

努力しなくていいよねってことではないのもこういうことだったりするんですよね。やり方とかって一つじゃないって教えてもらいました。

 

2.登録ボランティアさん、2000人越え

フツーの事務所だと、ボランティアさんが他陣営のスパイかもしれないから、取捨選別されたり、断られたりするのね。でも、実質人手に困っていたり、というのはよくある。

だけど、そこで選別(そもそも失礼な話だし)しちゃえば当然輪は広がらないし、人は成長するものだから、はじめは不慣れでわかんないことでも、最後はたくましく活躍するようになる若い子って結構たくさんいる。今回もまさにそうだった。

当時の記憶って薄れてるんですけど、確か公募してましたよね?

しかも取捨選別とかなかったと思った。

3.ポスター張りのためのウェブプラットフォームを作った

家入イズムのよく出てることだと思うのだけど、使いづらいシステムを、使いやすいように自分たちで作っちゃう。

ボランティアさんが、ポスター張りを報告し、どこが張れてないかを把握管理するためのウェブサービスを組み合わせた仕組みを、家入ハッカーチームが3日で作成。そもそも選挙にハッカーチームがいるのが、かっこいいし面白かったよ。

いやーこれはすごく感動した。使いづらいシステムを使いやすいようにってほんまにすごい!

しかも自分たちで!で、これも記憶にある。

ポスター貼りを報告しあっていたし把握管理してた。

これってFacebookページだった気もしたけどどうだったっけな?

 

 

4.街頭演説を問う

街頭演説って、正直なところ、話す方も聞く方もたいへん。
「選挙ってそういうものだから。」と言い切ってしまう選挙慣れしてる人はたくさんいるのだけど、冬の寒い時期に、外に来てもらって震えながら聞くよりも、ネット中継ツイキャスニコニコ動画などなど)で、お互い寒くない場所で聞いてもらった方が良くない?という提案。

しかも、街頭演説はどれだけ著名な人でも、多くて3000人に伝わる規模だけど、ネット中継は1万人を越える視聴者さんに届くこともたびたびあった。
「選挙とはこうあるべき」が、もはや古い価値観だ、と証明できるソースを実現して見せてくれた。

 ツイキャスとニコ動つかってた。これもすごい。

5.公約を選挙期間中に公募

これが、本当に心を打たれたこと。

「僕には政策がないから公募します」
といい、Twitterで選挙期間中に届いた声、3万件を120の政策に落とし込んだ

ここ!公約を選挙期間中に公募しちゃったんですよ。

まずね、一般的に考えたら「は?」と言われることかも知れない。

でも、公募してTwitterであらゆる世の中の課題を抽出してきたんですよ。

 

家入さんがしてくれたこと。

もうこのページはないんですが、Twitterハッシュタグでつぶやいたみんなの投稿のタイムラインをウェブサイト上に埋め込んでわかりやすくしちゃったんですよ。

 

そしてGoogleスプレッドシートで課題と解決方法を共有していました。

今、Twitterではハッシュタグのタイムラインの埋め込み機能を公式が提供しなくなってしまったのでそこは問題ですけど

Googleスプレッドシートはあるわけだし、ハッシュタグもなくなったわけじゃない。

 

だから、選挙じゃなくても僕たちでできちゃうんですよね。

 

地方での問題も、みんなでひとつになれば一般のお店も巻き込むことができれば解決できる問題はある。

 

きっと、僕のできる取り組みってこういうことなんだろうなとも思っていて逆にこれしかできない。

 

あとは、協力してくれる人たちや情報を吸い上げたり、みんなが問題だと思うことを発信してくれる空気づくりが課題なのかもしれない。

 

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