どうも!なべちゃん(@raimusu)です!
SNSを利用している人は、文字で伝えることをしていますよね。
伝えたいことが上手く伝えられず、勘違いされてしまえばすごく悲しいです。
電話や直接会って話をするなら、表情やその言葉のニュアンスで伝えられることが多いのですがSNS上だと難しいです。
こうしてブログ記事にすればまだ、伝わることも増えてくるんですが長い文章は読まれません。
『偉人の名言』ってあるじゃないですか。あれって短いけど伝えたい言葉がきちんとまとまってると思いませんか?
それこそTwitterの一回の投稿で、伝えたいことを伝えられたらいいなーなんて思ってるんです。じゃ『偉人の名言』をつぶやけばいいのかっていうとそうじゃない。
レンタル言葉じゃない自分の言葉で伝えたいなーなんて思うんです。
そんな時にこんな本を見つけました。
こんな人におすすめ!
実際のこの本の対象読者は、
- 自分の思いをうまく人に伝えられない人
- 無難な話ばかりしてしまう人
- いいことを言っているつもりが、相手に響いていない人
です。僕は、SNS(Facebook、Twitter)で見かける投稿であー機械的にただ単につぶやいてるだけだなーなんて思うものを見つけると血が通っていない言葉だなーなんて思ってしまいます。
その中(SNS)に、自分の伝えたい思いも埋もれてしまうのだけは本当に避けたいです。
著者の好きな所
東京に住んでいた時に、トークイベントにも参加させていただいたことあったなー。
この方は、難しいことを簡単に説明されている方なんです。
この考え方にはすごく共感できるんですよね。これは僕の過去の経験なんですが
僕が10代の時に、
バリバリ仕事をこなす人
と
みんなから慕われている人
の2つのタイプの人がいました。バリバリ仕事をこなす人は職人技のように仕事をこなせています。誰も真似できないくらいに。この人に、仕事の事を聞くとそんなことくらい自分で考えろ!と怒られました。
それからは、聞きにくい人だという印象と共にすこし距離を置いてしまいました。
一方、みんなから慕われている人は職人技のように仕事はこなしていませんでした。しかし、誰でも真似できるくらい簡単に噛み砕いて説明してくれました。
このみんなから慕われている人と一緒になれば仕事も覚えることができみんなで協力しながら仕事をすることを学びました。
教わってから、え!そんな簡単なことだったんだ!とか、そういうことかぁ!と思える場面にたくさん出会ってきて学ぶことを好きにさせてくれました。
著者にもそのころの先輩を思い出させていただいた気がします。
自分の言いたいこと=相手はどうでもいい
自分の言いたいことを言おうとすると、相手を置き去りにしてしまいがちになるんだとか。
顔では「うんうん」とにこやかに聞いていても、心の中では「マジどうでもいい」と、目を細めてつぶやいていると思います。だから真剣に聞かない、というか、真剣に聞けないのです。
48ページより
言いたいことを話しても人は、動かない。マジどうでもいい人になっているままなんです。
つらいですね(笑)
ここで大事なのが、自分が教えたいではなく、あなたに教えたいという考え方です。
自分基準ではなく相手基準ですね。
どうすればこれが身につくのかというと
- 「自分の言葉の作り方」を身につける
- 「相手を動かす言葉の選び方」を身につける
- 「言葉の力を強くする方法」を身につける
ことで身につけられます。
1.「自分の言葉の作り方」を身につける
自分の言葉を作るためには、概要を伝えることよりもまず、自分の感情が揺れた「震源地」を、自分で明らかにすることが大切です。
79ページより
ある漫画で例えると、
出だしでいきなり主人公が死んでしまった
ということに対して今まで見てきた映画とは違ったことに感情が揺れますよね。
そこから、どんな場面で起きたことだったのか?という状況を伝える。
2.「相手を動かす言葉の選び方」を身につける
「切り口」を変えるのではなく、「教えたい人」を変えることが大切なんです。
おすすめしたいレストランだと
学生には
「たった200円で、炭酸ジュース飲み放題」
主婦には
「子どもがひとりで遊べるスペースがある」
ビジネスパーソンには、
「ビールを頼むと、なぜか枝豆が食べ放題」
教えたい対象が変わればその対象者に響く「教えたいこと」が思い浮かんできますよね。
3.「言葉の力を強くする方法」を身につける
「なぜそれを教えたくなったのか」を「教えたい情報」に付け加えることでより相手の共感を得やすくなるのだとか。
例はこちら
「あの陶器焼き器を使えば、誰でも絶対ステーキがうまく焼けるんですよ」
とこれになぜ教えたくなったのか?という理由を付け加えてみます。
「ぼく、全然料理できないんですよ。キャベツとレタスの見分けがつかない人間が作ったのに、プロみたいな味になるって、すごくないですか?」
下のほうが響きますよね。
まとめ
きっとテレビでみる芸能人の方だと、世間の人がどんな人なのか?という知識がある程度あるからそこまでの説明はいらないんでしょうけど。
SNSでは発信する人は特に、自分の言葉を身につけてもらいたいですね。